スタジオジブリの「もののけ姫」は1997年に公開された長編アニメで、興行収入193億円を記録した人気作品です。
そんな「もののけ姫」のエンディングでは「サンとアシタカはその後どうなったの?!」と思われた方も多いのではないのでしょうか。
アシタカはタタラ場(エボシの村)で暮らし、サンは森で生きると話していましたが「共に生きよう。会いに行く。」とも言っていましたよね。
「どういうこと?」となってしまいましたが、二人は結ばれて子供もいるなんて話もあります!
ここではサンとアシタカのその後についての考察をまとめて紹介します。
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「もののけ姫」サンとアシタカはその後結婚したの?
アシタカが初めてサンに出会ったのは故郷である「エミシの村」から「シシ神の森」へ向かう途中の川辺でしたね。
その時すでにアシタカはサンに好意を抱いたように見えました。
その後「タタラ場」で再会しエボシを倒そうとするサンをアシタカは我が身をかえりみず救おうとし、アシタカの回復を支えたサンは次第にアシタカに心を許していきましたよね。
人間嫌いでもアシタカには特別な感情を抱いていき、アシタカの「ソナタは美しい」という言葉を聞いた時も、山犬としてはなく少女らしい反応を見せました。
そしてシシ神(デイダラボッチ)に首を返し、二人が何かを話したシーンのあとサンが「アシタカが好きだ。でも人間を許すことはできない。」と言いますが、これはアシタカからのプロポーズに対してのOKの返事だったようなのです!
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「もののけ姫」サンとアシタカが一緒に暮らさないのはなぜ?
プロポーズの返事に「人間を許すことはできない」と付け加えられたアシタカは、
「それでもいい。サンは森で、わたしはタタラ場で暮らそう。共に生きよう。会いに行くよ、ヤックルに乗って」と答えます。
アシタカは「エミシの村」の出身、エミシ(蝦夷)の民は昔から「自然と共存する」人々なのです。
「タタラ場」を仕切るエボシと真逆で、「山に生かされている」と考えるエニシの人々は人間と森の生物が共生することを望んでいるのです。
人間と森が共存することを望んでいるアシタカは森で暮らすことはできないし、サンは村では暮らせない。
だから別に住むという選択肢を選び、アシタカはサンへ会うため森に通ったということになります。
宮崎駿監督も「アシタカはしょっちゅうサンに会いに行っている」と話していたことから、今でいう結婚の誓いをしたと考えられるのではないでしょうか。
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「もののけ姫」サンとアシタカに子供ができたって本当?
都市伝説のような話になりますが、サンとアシタカの末裔が「千と千尋の神隠し」の千尋だといわれているのです!
その理由は千尋が湯婆婆の所で紙に名前を書くように言われた時に「萩野千尋」の「萩」の字の「火」の部分を「犬」と書いていたからだそうです!
千尋の中に祖先である山犬の心が残っていて、追い詰められた状況で「犬」という文字を書いたということですね。
真相は分かりませんが、ジブリファンにとってはワクワクするような伝説だということは間違いないでしょう。
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「もののけ姫」サンとアシタカは結婚したの?一緒に暮らさないのはなぜ?まとめ
こうやって振り返ってみると「もののけ姫」は実は大人向けの話かもしれませんね。
「ラピュタ」のパズーとシータ、「魔女の宅急便」のキキとトンボのような可愛らしい恋心と比べると、サンとアシタカは結構激しい感情があるように思えますし、洞窟で二人で過ごすシーンなんかはちょっとドキドキしましたよね!
アシタカの一目ぼれからの熱烈なラブコールが節々に感じられます。
プロポーズのシーンでセリフがないのが「知りたかった~」と思いますが、見る側の想像を膨らませてくれる素敵な作品ですよね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!